高校生の頃、ブラスバンドに狂っていて、頭の中はいつも「マーチ王と呼ばれたスーザ」の曲が頭の中を駆け巡っていたものです。
ちなみにパートはトランペット(楽器選びによる性格診断で、トランペットを選ぶ人は?)
で、彼は、「足の不自由な人でも、歩きたくなるような曲を!」と云うことを、モットーにという話を思い出す。
絵手紙教室に、呼ばれる事がある。この7月7日は、羅臼町公民館から声がかかっている。
手紙なので、絵手紙を出そうとする相手が特定されないと、言葉が出てこないのではないかと思うんです。相手が母なのか?祖父母なのか?子供なのか?男の子なのか?女の子なのか?全くかける言葉が違ってくると思うのです。
「先生・言葉が書けません!」という話になると、絵手紙を出したい相手の居ない絵手紙に、どんな言葉を書けばいいのか。
元気で居ますか?とか。遊びに来てね、とか。そんなところに落ち着く。
絵手紙の絵の描き方なぞ?それも大変だが、相手にヒットする言葉選び。
「足の不自由な人でも、思わず歩きたくなるような文。」
「すぐさま、返事を書かずには居られなくなる文」
「喜んでもらえる文」
高等技術になると、たとえば「包丁の音から、味噌汁の香りが感じられる文」
「みかんの絵手紙から、童謡が想いだされるような文」となると難しい。
そんな難しいのは、さておいて、「感じよう・見つけよう」といつも思っていないといけない。
摩周湖に行っても、屈斜路湖に行っても「あら?大きな水溜り」じゃこまる。
新聞を読み・絵を見て、本を読み、歩いて・ボケないように(自分に言い聞かせてます)
「人生を変えた一枚のはがき」という言葉があります。
グサッとくるような、絵手紙を描きたい。
「ライターオイルで焼け焦がれたらどうなる?」これも面白い。
アハハ未だ焼け焦がれずまだ生きている。