自宅建設のときに、今まで見ていた本州で出版された「家つくりの本」を、ならべて1mほど捨てた。
「北海道には北海道の立て方がある」という発想だったのだが、確かに、出来上がった家は、床の間が無い。縁側も無い。雨どいもない。垣根も作らない。欄間もない。縁の下もない。
親戚も居ないので、誰に相談することもない。なんでも自分一人。
開拓100年程度の北海道、何年もご先祖様を祭っていらっしゃる方とは、どこか違う。
あなたが、東なら、私は西です。お宅は昆布、私はエビ。私は牛飼い。私は馬と豚。
この考え方が普通だもんね。
お宅は、田植え、私はそのうちに田植え。そんなことでは、やっていけない。
そういえば、高校3年のブラスバンドの合宿を、お盆にかけてやってて、今は亡き父に警察から捜索願いがでていると、合宿におまわりさんが来たことが有ったっけ。
そんな訳で、このお盆、息子は帰ってきたが、娘は帰って来ない。
そもそも「お盆だと言うのに!」なんてセリフが、私にある訳がない。
ま、おかげさまで、みなさんお休みと見えて電話もこなく、雑事がさくさくと進んでおります。
八月だぜ、などと書いていたらもう16日ですぞ。
早いな。ほんとに早いな。
さて、絵手紙は、4月生まれのやよいさん。
旧暦の3月生まれだからと、そして落款を見て「名前が好き」になったとあります。
すてきですよ。