一番先に、兵隊に統一された同じ格好をさせたのは、「ナポレオン」だとか?
制服?・ユニホーム?。
達成すべき目的を一つにする集団。グループの意志の統一を、図る。
お硬く云うとそんな目的のために、帽子・名札・靴・ベルト・スカーフ・ネクタイ・エンブレム・
指輪。そうだよね。お巡りさん・航空会社・幼稚園から・各国軍隊すべてなのであります。
で、今回の交流展、愛知県長久手会場を、仕切っていただく「あざみの会とその仲間達」の
みなさんが、交流展会場で着用する「スタッフTシャツ」を作ろうということになったわけです。
時期は、7月ですので、定番といえば色は「白」になるのだが、
「透けてみえる」という事もあり「黄色」になったそうです。
昔、山田洋二監督・高倉健・倍賞千恵子さん出演の映画「幸せの黄色いハンカチ」だったかな?
以来「黄色」は、幸せを呼ぶ色になったような気がします?。
前置きが長くなりましたが、黄色のTシャツだけでも良かったが、文字を私が書く。
という事になって書いてみました。
墨汁は、「開明株式会社製」(布・リボン書用)「帛書墨」(はくしょぼく)です。
使用注意書きが、同封されておりますので、水で薄めることも可能と書いてあります。
問題は、「ためし書き用の予備が無い」こと。
間違いも、ためらいも許されない一発勝負だということ。
「ハンガーにつるして乾かす」までに、「墨が垂れる」
「墨汁の量が多ければ、下ににじむ」
20着ならば、20着を、広げておける「広場」が必要になります。
もちろん、「ごみ」・「風」「ねこ?」などは、こまるかな?
Tシャツそのものが、新品のため「糊」が効いてますし、「多少の雨をはじく」くらいの防水効果もあるわけです。
墨そのものも、幾分の「粘着性」がありますので、「布地に書く」よりも「布地に墨を置く」といった感じ。
また、「Tシャツ」一杯に文字を書くと、実際着用して手を下げた状態になると、文字が隠れて見えない。
そのため、S・M・L番のそれぞれにあわせて文字を、書く!
という事も、必要になります。
下敷きには、今回は新聞紙を使いました。
新聞紙は、ハンガーにかけてつるすと、下に落ちてしまいます。
そのため、落ちない工夫が必要になります。
ダンボールがいいのでしょうが?それだけの量がいります。
書く前の「段取りの時間」が必要になります。
ボトルから出した「墨汁」は、残ったので「ボトル」に戻す?というのも
良くないと書いてあります。乾くと固まるので、「筆」も洗う必要がある。
墨汁が、自分の作業中の服に付くと落ちなくなることもあり、それなりの格好も必要。
墨が定着するのに、1週間ほどかかるということも、ありますので、
1週間つるして乾かす空間も?
書き始めたらまったく後戻りはできませんぞ!
以上・もろもろの事をクリヤーして、オリジナルTシャツでも、
トレーナーでも楽しんでください。