右の絵手紙は、テレビ出演も多数の有名なNさん。
紫が、きれいです。
今日は、何が上級編かと云われれば、同じ隈取筆で、朱も、緑もチャチャと筆洗いをしたくらいで、色を塗らないということでしょうか。
特に紫は、水も替えて(にごった水で洗った筆で、紫を塗ってはいけない)いただきたいと思うほどです。
くすんだ色を出したいときは、そりゃくすんだようにすれば良いんです。青墨と顔彩を混ぜるときもあるでしょう。
でもね・紫は筆に付いてる色もあるから、気をつけてと。
風に色がついている訳では、ないが「ラベンダー色の風」と云われると、香りまで感じますよね。
そうなってくると「みかんの花が咲いている・思い出の道・丘の道・はるかに霞む青い船」実に鮮やかな絵がイメージされますね。
鼻に感じる音の風景・(味噌汁の具をつくるまな板の音など)
耳に感じさせる光・味の判る色。
唱歌として長く歌い続けられているものは、私にはこのことではないかと思えます。
左は、たまたま5月の連休を前にして、「友の会」の本をめくって「あ、今日は何日だから・この人に出そう」と出したら、宝物に当たってしまった名古屋の方のNさんの字手紙。
「遠花火」・・・・・・・・
青墨もきれいです。