世の中を支えるのは「おばさん」です。と言う記事。パートⅡ。
私は、中学校を卒業して、高校は男子校だった。
高校を卒業をして、54歳の誕生日までこれまた男ばかりの世界で暮す。
しかも、結論の出ない話をするなどは、ないに等しく、結論を見つけるための前提とかその条件がいくつか並べられ、傾向と対策を考えて消去法により・・・・・・・。
結論付けに至った対策を、逆算して準備を滞りなく実行する。
な~んて事の方が、多かったかな?
ところが、2000年頃から絵手紙を始める。
2001年そのいわゆる「おばさん」(お姉さま達)と約1週間の中国行きをする。
39年間近い男どもの世界からの決別が始まるわけである。
以下北海道新聞からの記事・昨日の続きをしましょう。
「おばさん」の話題は、めまぐるしく変わる。
議題が決まって、会議に慣れているおじさんには、これがどうも落ち着かない。
しかし、前の話題に戻ってきっちり結論を出そうとしてはいけない。
雑談を仕切ろうとするおじさんは嫌われる。(実に、ぎゃははである)
「おばさん会話力」を身につければ、あなたのやさしさが素直に伝わり、これからの人生が豊かになる。
あくまでも、教えてもらう立場であることを忘れずに。
どんなおばさんでも、心は清純で美しい(と思っている)
「恥じらいもなくずうずうしい」と言われていることに深く傷ついている。
どうか壊れやすい可憐な花のように扱ってほしい。
そんなあなたの態度におばさんは、いたく感激するだろう。
そのときこそあなたが「おじさん王子」としておばさんワールド迎えられる門出のときである。
と書いてある。
中村桃子先生の専攻は「言語学」
著書は、「『女ことば』は、つくられる」(ひつじ書房)
「婚姻改姓・夫婦同姓の落とし穴」
「<性>と日本語ーことばがつくる女と男」(NHKブックス)とある。
探してみよう。
さて、絵手紙協会総会が、終了してホテルのレストラン予約席を陣どって、2001年中国に行ったいわば戦友のような(お姉さま方)との懇親会である。
ほぼ2時間の懇親会は、私はほぼ「聞き役」である。
相づちをうって、たまに話題を振られて、全員が私を見つめる場面があったりすると大いに驚くわけだ。あはは。
団塊の世代の「じいさんども」は、(おばさんワールド)にやさしく迎えもらうよう努力をせねばなるまい。
先生は、冒頭
世界は、おばさんが回している。
総理大臣から八百屋さんまで、世間のおじさんのほとんどは、おばさんの世話になって生きている。
と書いている。
実にそのとおりだと思う。